SL大樹と栃木県渡り線の旅(鬼怒川温泉まで)
大樹はほぼ満席の乗客を乗せて汽笛とともに2番線を発車した。車内アナウンスがハイケンスのセレナーデのオルゴールで始まり、これまた懐かしい。
発車するとすぐ右にカーブし大谷川鉄橋を渡る。沿線には撮り鉄だけでなく一般の人も多く、皆列車に向かって手を振ってくれる。
発車するとさっそく車内販売が始まる。列車内でしか買えない限定グッズもあるようだ。続いてカメラマンもやってきて記念撮影をしてくれる。これは有料で1枚1100円も取るのだが、車内ですぐプリントアウトして大樹特製のフレームに入れてくれるので、家族連れには人気で買っている人が結構多かった。
その後アテンダントから乗車証明書をいただく。大樹は1号から6号までありそれぞれ証明書が異っていて集めた枚数により記念品がもらえるようになっている。私は帰りに2号にも乗るので証明書が2枚になり大樹特製のお守りがもらえる。大樹の指定席券は750円で、このお守りは買うと800円するので、1500円支払うと800円のお守りをもらえる計算でコストパフォーマンスは悪くない。
列車は途中東武ワールドスクエア駅を除いて全て通過するダイヤだがスピードはとても遅い。せいぜい時速40kmくらいしか出ていなくて補機も要らないくらいだ。
東武ワールドスクエア駅は昨年開業した新しい駅だが乗り降りは少ない。東武ワールドスクエア自体は25年も前に開業した施設なのになぜ今になって最寄り駅を開業させたのだろう。駅の営業時間は東武ワールドスクエアの営業時間に合わせてあるので、それ以外の時間帯は通過となる。
鬼怒川温泉には定刻9時38分に到着した。36分間の楽しいショートトリップだった。
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