飯田線秘境駅号の旅(豊橋駅まで)
小和田駅の見学が終わると秘境駅探索は終了である。発車後には乗客全員に飯田線秘境駅号の乗車証明書が配られる。
こちらは天竜川にかかる第6水窪川橋梁。S字カーブの鉄橋でいったん対岸に渡るがすぐに元に岸に戻ってしまうという珍しい構造だ。1本の鉄橋で同じ川を二度渡って元の岸に戻るから「渡らずの橋」とも呼ばれている。
浦川駅で列車交換を兼ねてトイレ休憩となる。ホームに屋根もなく十分にローカルな駅であるが、秘境駅を巡って来ると結構立派な駅に見える。
湯谷温泉付近では左手に板敷川が近づいて来る。川床の岩盤が露出し、そこを川の水が滑るように流れている渓谷が見える。
こちらは本長篠駅。駅舎寄りの線路が旧田口鉄道の廃線跡。田口鉄道は本長篠から三河田口までの22.6kmの路線で木材輸送などを目的に設立されたが、1968年に廃止された。廃止から50年も経つのにレールも残っているのはすばらしい。
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