地下鉄開通90周年展
今年の12月30日で地下鉄が開業して90周年になるのを記念した特別展が葛西駅にある地下鉄博物館で来年1月28日までの予定で開催されています。この銅像が地下鉄の創始者早川徳次です。
ロンドンの地下鉄を視察した早川徳次は東京の市電の混雑解消には地下鉄しかないとして東京軽便地下鉄道株式会社を設立し、1919年に時の内閣総理大臣原敬より免許を受け、1927年上野・浅草間に東洋で初めての地下鉄を開業します。その時の免許状も展示されています。
こちらが開業当時の車両の1000形1001号車で今年9月に重要文化財に指定されました。
早川が収集したロンドン地下鉄の資料や五島慶太や根津嘉一郎からの手紙などの貴重な資料も展示されていて興味を引きます。
私の地下鉄の最初の思い出と言えば丸ノ内線です。私が幼稚園の頃、母に連れられて外出した際に、母は丸ノ内線の改札口の駅員に私をちょっと預かってくれるように頼んでどこかへ出かけてしまいました。駅の近くで急ぎの用事でもあったのでしょうか。
駅員は私が不安にならないように、丸ノ内線の池袋から荻窪までの各駅の使用済み切符を順番に並べて、それを私にプレゼントしてくれました。硬券の切符でした。見知らぬ駅員に子供を託すなど考えられないことですし、使用済み切符を大量に分け与えることもありえないことですが、のどかな時代だったようです。地下鉄博物館に行ったらそんな昔のことを思い出しました。
こちらは東西線の運行モニター。先日乗車した東陽町駅の中線もしっかり表示されていました。これを1日眺めていればどの列車が中線を通るか一目瞭然でしょう。
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