新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(終りに)
8月27日、日曜日、今回の旅行の最終日となった。朝6時ころ、南三陸沖を航行中で、波も穏やかで揺れはほとんどない。
朝食は7時半から始まる。夕方と同様バイキング形式で、朝日を浴びながらゆっくりと食事を済ます。
大洗港到着は14時なので食後も時間がある。北海道旅行の疲れを癒やすにはいい時間だ。
今回の旅は出だしで関越道の通行止めがあったり、初日から大雨でコース変更を余儀なくされたりしたもののその後の行程は脱輪を除いてはトラブルもなかった。北海道で一番良かったものはタウシュベツ川橋梁の見学で、橋そのものも良かったが、周辺の自然も美しかった。
泊まったホテルはどこも露天風呂があり、自然の中で体を休めることができてくつろげたが、特に阿寒湖のホテルは食事もよく最高だった。
走った道路はどこも景色が良かったが、海沿いをアップダウンしながら走る北太平洋シーサイドラインが特に良かった。
各所に残る北海道鉄道遺産はものによっては老朽化が著しいものもあったが、それでも多くのものが地元の人によって今もなお整備されていて、道民の鉄道に対する熱い思いを感じた。特に三笠トロッコ鉄道のアドベンチャートレインは、新たに路線を伸ばして北海道炭鉱開拓時代の場所まで案内してくれるようなり、鉄道と炭鉱の両方を楽しめるようになっている。
フェリーは往復とも新造船で快適で疲れ知らずだった。
本当にいいことづくめの北海道旅行で帰るのがいやになってくる。お昼は北海道の最後の余韻に浸りながらセイコーマートで買っておいた惣菜パンで簡単に済ます。
大洗港に入る。行きの新日本海フェリーは着岸前から車両甲板に下りて車の中で待機できたが、この船は着岸後に入るようになっている。同じフェリーでも仕組みがずいぶんちがうものだ。
14時に着岸してから車両甲板に入るので実際に下船できるのはそれから30分ほどかかった。
これで「新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅」を終ります。約2ヶ月に渡り、お付き合いいただきありがとうございました。
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