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2017年10月25日 (水)

檀上完爾「国鉄青春日記」

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 檀上完爾さんの「国鉄青春日記」という著作が山と渓谷社から刊行されていたので買ってみました。1620円です。檀上完爾さんは元国鉄職員で駅員や車掌を経て東鉄局の広報などに在籍し、その後フリーの紀行作家として独立されました。

 檀上さんの作品は鉄道を単に乗り物として描くのではなく、そこに関わる職員、利用者の心の内に迫り、人情味溢れる筆致で描いていました。その作品の主体は人間であり、鉄道を通して人の心の温かさを感じることができる作品でした。鉄道ジャーナルなどに列車ルポなどが掲載されていましたが、他の方の作品とは一味違うものを感じていました。

 今回の著作は国鉄の水沢駅勤務の時代や盛岡車掌区、東京車掌区時代の経験や逸話を交えた作品で、時代的には終戦直後から昭和40年代にかけてです。国鉄がまだ元気だった時代で、車中で大相撲の横綱や有名女優などが客として乗り合わせるくだりなども出てきます。

 本書の著者経歴で檀上さんが昨年他界されていたことを知りました。宮脇俊三さん、阿川弘之さん、種村直樹さんなど鉄道紀行を書ける作家が他界し寂しい時代になりました。

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