新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(大地のテラス)
予定を組み換えてまずは岩見沢にある「大地のテラス」に向かった。
ここは北海道の食材を活かしたレストランなのだが、私の目的はここの敷地に展示されている711系の見学だ。711系は1968年に北海道が交流電化された際に新たに投入された交流専用の車両で、急行かむいや普通列車の運用に就いていた。北海道の電化におけるエポックメイキングな車両であるが既に全車が廃車になり、JR北海道では保存されていないようだ。
小樽から道央自動車道経由で現地についたのが11時過ぎで、すでにレストランではヘルシーなランチを楽しむ人たちでにぎわっている。
現役当時は1M2Tの3両で運用されていたが、ここでは中間車抜きの2両で展示されている。まくらぎを組み上げて作った簡易なホームもある。今日は車内には入れないようが、中を覗くと展示物のようなものもあり、場合によっては見学できるのかもしれない。車両は塗装もはげたり、ボディーもデコボコで状態は良くない。保存場所に屋根がなく直射日光が当たるようなところでは限界があるだろう。色の塗り分けがデビュー当時のえんじとローズピンクではないのも残念だ。
この車両は大地のテラスの所有ではなく、民間の団体が資金を募って買い取った車両の展示場所を提供しているようだ。私のように食事もせずに写真だけ撮って帰ってしまうのでは申し訳ない気がする。
« 新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(オービス警報) | トップページ | 新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(万字線) »
「旅日記」カテゴリの記事
コメント
« 新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(オービス警報) | トップページ | 新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(万字線) »
こうやってわざわざ見に来て記事にしてくれるから、レストランや電車展示のことを知る人も出てくるわけで、別に気に病むことは無いと思いますけど ( ^ω^ )。
大地のテラスのページを見たら、おみやげ売り場で「赤い電車関連商品」とあったんですけど、あんまり大したものは見当たらなかったのでしょうか?
投稿: ミスターOH | 2017年9月10日 (日) 12時50分
ミスターOHさん、こんばんは。
みやげ物売り場のぞかなかったのです。レストランの隣に販売所はありました。そんな電車グッズがあるとはつゆ知らず。見逃したとなると気になります。
投稿: ミスターK | 2017年9月10日 (日) 17時50分