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2017年9月20日 (水)

新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(浜中町簡易軌道)

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 茶内駅に来たのはルパン三世に会うためではなく、この駅近くにかつての浜中町簡易軌道のディーゼル機関車が展示されているからだ。

 浜中町簡易軌道は1927年に開業し、最大3路線30km以上の路線を有し、浜中町の開拓、農業、酪農の発展に寄与した簡易軌道であるが、道路網の整備などにより1972年に廃止になった。その経緯は先日購入した釧路・根室の簡易軌道という本に詳しい。

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 ネット上の情報では茶内駅近くのふるさと公園にあるとあったので近くに来れば分かるだろうと思っていたが、実際地図で調べてもふるさと公園なるものは出て来ない。駅周辺を見当を付けて走ってみるがなかなか見つからない。茶内小学校近くに交番がありそこで聞いてみようとすると、その前にある大きな地元の案内地図にふるさと公園が書かれていた。グーグルマップ上では茶内スケートリンクとある空き地あたりになる。行ってみればふるさと公園と言ってもそういう看板が出ているわけでもなく、公園らしい遊具や施設があるわけでもなく単なる空き地だった。

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 ディーゼル機関車は野ざらしで保存状態は良くない。釧路製作所製で1965年製造らしいから現役で働いていたのはわずか7年に過ぎない計算だ。機関車の周りの柵は古レールを使用していた。 

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 ディーゼル機関車の後ろには自走客車(ディーゼルカー)の台車部分のみが残っていた。展示物はこれだけであるが、浜中町簡易軌道の数少ない遺品として貴重だ。

 

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