新型フェリーで往復する北海道鉄道遺産巡りの旅(らべんだあ乗船)
乗船は大型トラック、バイクから行われ、11時頃から乗用車も開始する。スロープ手前で係員にeチケットを提示しスキャナーで読み取ってもらい乗船となる。フェリーの運賃は車両の長さによって異なりインターネット予約時に車両の長さやナンバーを入力するのだが、特に確認が行われた様子はない。この時点以外に確認するタイミングはないのだがeチケットをサッと読み込んでそれで終わりだった。車両の長さを短めに申告して運賃をごまかそうとする輩はいないのだろうか。それはともかくゴツゴツと乗り心地が悪く長いスロープを上りきり、作業員の誘導により船内を進む。
一番左側の列の船体前方部に誘導された。車両は車止めもせずそのままの状態で置かれる。ここは船の中では3階に位置している。
4階がエントランスになっていて5階、6階につながる吹き抜けの階段がある。このあたりの構造は従来船と変わらない。客室部分が3階建てになっているのも同様だ。
エントランスでeチケットを示すとカードキーがその場で発行され、自分の部屋に向かう。4階にあるツーリストSという部屋を予約してある。
一人用の個室でベッドとテーブルだけという簡素なものだが、一晩を過ごすのに不足はない。テレビもある。かつてはやぶさや富士に連結されていたA個室寝台のような部屋で、天井は高く、鍵もかかる。
部屋の幅もA個室寝台の1.5倍はあるし、テレビも付いているからA個室よりもグレードは高い。ただし窓がないので景色を眺めることはできないこと、洗面台がないこと、空調設備がなくドアの上下にすき間を設けてそこから通路の空気が流れ込む仕組みなので温度設定が必ずしも快適というわけではないことなどのデメリットはある。コンセントは差込口が1つだけなので充電するモノが多い人は二股のプラグなどが必要だ。
またこのツーリストSとツーリストAには浴衣やタオルの装備がないので持参するのを忘れないようにしないといけない。
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