相模大野駅
小田急線の相模大野駅は2面6線の構造で、中央部2線が通過線で、その両側に島式ホームを1面ずつ備えるというダイナミックな配線になっています。
かつての小田急は10両編成の電車を6両と4両に分割する木目の細かい車両運用を行っていて、この相模大野や海老名で分割・併合を行っていました。
駅のアナウンスでも「分割案内板Aを境に前6両が急行小田原行、後ろ4両が急行片瀬江ノ島行き」などと放送していました。最近は基本的には分割併合を行わないため、こういう放送を聞くこともなくなりました。天井から吊るされていた分割案内板も撤去されましたが、ホームの表示はまだ残っていました。
それともう一つ相模大野駅で特徴的なことは、東林間以遠の駅と小田急相模原以遠の駅の運賃計算をする場合、相模大野駅までの距離で計算するのではなく、相模大野駅西方0.2km地点にある相模大野分岐点と呼ばれる場所で計算するようになっています。かつて相模大野駅が現在地より0.2km西方にあった名残だと思います。したがって実際に乗る距離よりも合計0.4km短い距離で計算されます。このような計算方法はとても珍しいです。
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