東北新幹線開業35周年
東北新幹線は今年の6月23日で開業35周年となります。当時はまだ東京-大宮間が工事中で大宮が始発でした。上野と大宮の間は185系の新幹線リレー号が30分間隔で運行され、原則として新幹線利用者のみが利用できることになっていたのですが実際には一般の客も利用していました。途中駅ノンストップの特急車両に普通運賃だけで乗れるので大盤振る舞いの列車でした。
私が東北新幹線に初めて乗ったのはその翌年の2月、北海道からの帰りでした。札幌20時ちょうど発の北斗8号、青函連絡船羊蹄丸、はつかり2号と乗り継ぎ、盛岡には翌朝の7時15分に到着しました。12時間近くかかったわけです。
この写真は盛岡駅に入線する8時30分発のやまびこ14号です。今はなき200系です。E5系などから比べるとずいぶん丸っこい車両ですが、これでも0系よりはボンネットが長くて高かったので、「ロングノーズの鼻高美人」と呼ばれたものです。3人がけの席はまだ回転しないタイプで、車両の中央部を境に背中合わせで座る集団離反型の座席配置でした。
盛岡-大宮間は3時間17分もかかりました。仙台までの各駅と福島、郡山、宇都宮に停車したからですが、今は1時間45分くらいで走るので驚きです。
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