「新緑の道東鉄路 歴史探訪2日間」の旅(幸町公園)
和商市場での食事を終えて、その裏手にある幸町公園に行ってみた。星さんやバスガイドさんの話で、そこに蒸気機関車が静態保存されているとのこと。昭和天皇の行幸の際にお召し列車を牽引した由緒ある車両らしい。星さんは国鉄OBの仲間とボランティアでこの蒸気機関車の清掃作業を行っていて、その仲間の中にはそのお召し列車の機関士もいるとのこと。こちらも釧路製作所と同様屋根付きなので状態はいい。
その蒸気機関車を見学していると、そばにまくらぎが無造作に置かれている不思議な空間がある。
あたりを見回すといかにも廃線跡らしい雰囲気を醸し出している。
周辺を少し歩いてみると国鉄釧路工場跡地の碑があった。今は釧路地方合同庁舎があるあたり一帯が工場だったらしい。ここから本線まで引き込み線があって現在の地図を見てもそれらしき弧を描いている道路がある。引き込み線は釧路駅に直通する線形ではなく、新富士駅方面から釧路駅手前で分岐してここまで続いていたようだ。
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コメント
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釧路駅前は鉄道遺産の宝庫ですね。幸町公園のC58のナンバープレートにはまだタブレットキャッチャーが打ち付けられたままだったでしょうか。かつて釧路駅には雄別鉄道のホーム跡と階段が残っていましたが、もうないでしょうね。雄別鉄道が廃止となるとき、記念きっぷが売り出され、郵送で発売するとの記事を鉄道雑誌で読んで購入した覚えがあります。郵送してくれるのが珍しかった時代です。
一つ前の市場の件ですが、函館朝市、札幌の場外市場、釧路の和商市場など、どこも価格が高く客引きがいやらしく、私は好みません。都内の百貨店の北海道物産展の方が安くて品質がいいです。私のお薦めは余市駅前の柿崎商店です。機会がありましたら一度お試しを。
投稿: railway | 2017年5月24日 (水) 06時47分
railwayさん、こんばんは。
撮った画像を拡大してみたら、機関助士側の窓下のナンバープレートの「C5」の部分までが隠れていました。きっとタブレットキャッチャーが付いていると思われます。随分細かいところまでご存知で、いつもながら敬服しております。
ところで和商市場は観光地化してあまりおススメはできませんね。余市駅前の店は気になります。railwayさんのお薦めであれば間違いないでしょう。ぜひ行ってみたくなりました。
投稿: ミスターK | 2017年5月24日 (水) 22時20分