可部線+アストラムライン+北総鉄道の旅(可部線)
これから乗ろうとする可部線は私にとっては思い入れの深い線だ。私は今から30年前の1987年1月18日に可部線の当時の終点三段峡駅で国鉄全線完乗を果たしたのだ。国鉄分割民営化の2か月前のことだった。社会人1年目の私が、大学1年から本格的に始めた国鉄全線完乗を目指した乗りつぶしが5年で集大成を迎えたのだ。その時代は1日数往復しか運転されない盲腸線も多く、乗りつぶしにかなりの時間を要したが、何とか国鉄時代のうちに全部乗ることができた。
その時は奮発して新幹線のグリーン車で東京から広島まで往復した。グリーン車に乗るのはこの時が初めてだった。行きは100系新幹線の2階グリーン車、帰りは0系新幹線のグリーン車を利用した。100系のグリーン車2階席は車内販売がなかなかやって来ず、お腹が空いて隣の2階建て食堂車の階下にあった車販コーナーまで駅弁を買いに行ったりした。0系のグリーン車はゴールデンイエローのシートが特長だった。
当時は可部から先は非電化で三段峡駅が終点だったが、その後2003年に可部から先が廃止になった。国鉄分割民営化の前後で廃線になった線は多いが、可部線のようにそれから15年も経ってからというのは珍しい。
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