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2017年2月24日 (金)

初めてのラジオカセット

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 こちらが私が初めて買ってもらったラジオカセットです。中学1年の時、今は閉店になりましたが北浦和にあった朝日無線で父から買ってもらったのです。まだラジカセという省略形の言葉がなく、単にラジオカセットと呼ばれていました。日立のパディスコというブランドです。AM、FMの2バンドラジオ付きで、これでいろいろな音楽を録音しました。一番最初に録音したのはカーペンターズでした。当時ニッポン放送では夜10時から30分間洋楽を聴ける番組があり、それを録音したのです。特にカーペンターズに興味を持っていたわけではないのですが、ベイ・シティ・ローラーズ、クイーン、キッスなど若干洋楽かぶれしていた時期だったのです。モノラルなので大した音質ではなかったはずですが、そんな違いを聴き分ける能力は中学生の私にはありませんでした。

 そういった録音を楽しんでいた一方、このラジオカセットでもう一つハマっていたことが、放送局のベリカード集めでした。ベリカードは放送を聞いてその放送局に受信報告書を送ると、お返しにいただけるカードのことです。ベリカードは日本国内だけでなく、全世界の放送局で発行されています。

 わたしはこのラジオカセットで夜な夜な神経を集中し、遠隔地の放送局の放送を聞いていました。ダイヤルの針を慎重に回し、アンテナを放送局の位置と直角になるようにするのがコツで、北海道から九州まで結構いろいろな放送局が聞けました。 

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 これはモスクワ放送のベリカードです。モスクワ放送の周波数は1250キロヘルツで、ニッポン放送が1240キロヘルツだったので結構混信しました。モスクワ放送の日本語放送は冷たい低音の男性の声だったことをよく覚えています。そのほかにも北京放送やラジオ韓国の日本語放送なども受信できました。当時は海外の情報を入手する手段もなかったので、こういった放送を聞くことにより、海外通になった気分になりました。

 今はラジオを聞くこともほとんどなくなりましたが、古いベリカードが見つかったので、またラジオを聞きたくなりました。

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コメント

こんにちは、ミスターKさんもBCLをやっていたのですね。
あの頃のラジオでは話題の一つでしたね。
私のラジカセは、一世を風靡したNationalマックでした。愛川欽也さんのCMでした。
廃線直前の北恵那鉄道に行くときも持って行き、走行音を録音しました。

さて、本日、京成と北総のHPを見たら、旧公団2000の引退記念ツアーが告知されていました。
印旛日本医大の引き上げ線に乗車できるようです。

京葉ラインさん、こんにちは。

ラジカセを持って旅とは随分大変だったことでしょう。今もそのテープがあれば、貴重な資料ですね。

ところで北総線の貴重な情報ありがとうございます。その日は車両基地へは行ったことがあるのですが、引き上げ線はまだなのでぜひ乗ってみたいです

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