
神ノ木駅を出た阪堺電車上町線は専用軌道と併用軌道を繰り返しながら進んでいく。後部座席で逆かぶりを楽しむ。

阿倍野電停からいよいよ移設区間に入った。この工事は正式には「都市計画道路長柄堺線拡幅整備に伴う阪堺電気軌道上町線移設工事」となっていて、約1年半の工期で昨年12月に完成した。軌道は今はやりの芝生軌道になっている。各地で見かけるようになったがヒートアイランド現象に対していくらか効果があるのだろうか。

架線はセンターポール化されているので道路上空がすっきりしている。

天王寺駅前電停は単線になっている。これで移設区間の乗車が完了した。


奥には簡単な駅舎も設けられている。車止めの奥までは停車させないようだ。
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阿倍野電停~天王寺駅前の線路移設、日本の路面電車の近未来を見るようで素晴らしいですね。センターポール化で空間が広々としてくることでしょう。私が10年ほど前に乗ったとき、架線柱を見学して来ました。昭和初期のものがそのまま使われていたのですが、全部撤去でしょうねえ。京阪電車京津線の三条通りの鉄製の電柱は、電力線が架設されていたのでNTTや関電で継続使用されていますが、こちらは1本だけでも保存して欲しいものです。
投稿: railway | 2017年2月15日 (水) 08時56分
railwayさん、こんにちは。
架線柱まで見てくるとは、私は足元にも及びません。センターポール化で空もスッキリ、芝生軌道で路面もスッキリで、本当に近未来的ですね。
投稿: ミスターK | 2017年2月15日 (水) 13時42分