明石海峡大橋海上ウォークの旅(国鉄高砂線)
国鉄高砂線は山陽本線の加古川駅から野口駅を経て高砂駅までの6.3kmを結ぶ線で、私は1982年11月に乗ったが、1984年に廃線になった。 加古川駅から野口駅までの区間は一般道路に吸収されほとんど面影がないらしいので、私はこの野口駅から高砂駅までを歩くことにしたが、野口駅からしばらくは同様に一般道路に吸収されている。
野口駅の次が鶴林寺駅で近くにその名の寺がある。寺の近くには蒸気機関車が保存されていた。
鶴林寺駅からも一般道路に吸収されていて廃線らしさはない。途中から歩道がなくなり歩きにくい上に、またツーデーマーチの人たちが前からやってきて、その人たちをよけあいながら進んでいく。
三たび山陽電鉄の下をくぐる。
このような鉄橋もどきがあり、鉄板がペコペコしていて、踏み抜きそうでコワイ。
加古川の堤防に来ると廃線跡は途切れる。川には橋台も見当たらない。500mほど下流の橋を渡り、反対岸に向かう。
反対岸からは整備された遊歩道が続く。かつての高砂北口駅跡。自転車置き場になっている。
高砂北口駅を過ぎると、突然転轍機が現れ、廃線跡ウォーク感が増してくる。
右に行くと高砂北口駅跡、左に行くと国鉄高砂工場への引き込み線になる分岐場所。廃線跡自体が分岐しているのは珍しい。
これが高砂駅跡。車輪が駅跡を示している。野口駅側はほとんど廃線らしさは感じられなかったが、高砂寄りは遊歩道が整備され、手軽に廃線ウォークを楽しめるようになっていた。
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