明石海峡大橋海上ウォークの旅(ウォーク2)
しかし不思議なものでしばらく歩いているとだんだん恐怖心が薄らいできた。他の参加者も同じようで歩くスピードも速くなってきた。舞子の街並みが遠くなり、1本目の支柱部分に到達し、ここで小休止となる。担当者の説明では橋の長さが約4キロで総工費が5000億円なので1メートルあたり約1億円ちょっとの計算になるとのこと。その重みを味わって歩くことにする。日本の人口は約1億2000万人なので国民一人当たりで計算すると4000円ということになり、意外と安い気もしてくる。
小休止の後再び歩き出す。風もなく勾配も緩やかなので歩きやすい。吊橋とはいっても揺れは全くない。
橋の中央部に着き、対岸の淡路島も近づいてきた。
このあたりから先は漁船も多く見えている。淡路島寄りのほうが良い漁場なのだろうか。
2本目の支柱部分でも小休止となる。
さらに淡路島が近づいてきて、11時05分に淡路島に到着した。途中の小休止も含め、約1時間20分で約4kmの海上部分を歩いた。これで本州から淡路島まで歩いて渡ることができた。私はかつて青函トンネル、関門人道トンネル、しまなみ海道をそれぞれ徒歩や自転車で渡ったことがあり、これで4つ目となった。大鳴門橋でもウォーキングイベントがあるようなのでいつか参加してみたいと思う。
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