明石海峡大橋海上ウォークの旅(別府鉄道土山線2)
播磨町郷土資料館を後にして歩を進める。ここから先は一般道路に飲み込まれて廃線の雰囲気が全くなくなる。
道路の傍らに突然現れる別府鉄道の貨車。農業用倉庫として利用されているのだろうか。
国道250号線の立体交差。この高架橋は橋台は上下線分あるのだが、上り車線だけが高架になっている。片側の立体交差が完成した後、別府鉄道が廃線になったので、残りを高架にする必要がなくなったためらしい。このあたりにかつての中野駅があったようだが面影はない。
新幹線(真上)と山陽電鉄(奥)の下をくぐる。新幹線のほうは痕跡がないが、山陽電鉄のほうは車が1台通れるだけの幅しかないのでいかにも廃線跡らしい。この交差の具合からして山陽電鉄より別府鉄道の方が開業が古いのが分かる。鉄道では後から開業した方が高架や築堤でまたぐのがしきたりだからだ。
山陽電鉄をくぐった後、廃線跡は緩いカーブが続くが、その後は大通りに吸収され、痕跡も雰囲気もなくなる。
こちらが別府鉄道の別府港駅があったと思われるところ。今はずいぶん開けたところだが、32年前に来た時は何もなかった印象がある。
こんな乗車券を購入した。1月1日に来たのであった。乗り鉄は元日も忙しい。
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