石巻駅渡り線と山形車両センターの旅(つばさ136号)
まず山形発10時02分の新幹線で郡山に向かう。指定席特急券を購入したが、3560円となっていて案外高い。しかし迷っている時間もないのでそのまま購入。乗ってみると日曜の午前中の上りなので指定席はガラガラだった。自由席でも問題なかったようだが、車両センター行きの列車に乗れなかった落ち込みと、ルート決定に神経をすり減らしたことで、そこまで思考が回らなかった。
山形を出発するとすぐに右手に山形車両センターが見える。くやしい思いでその脇を通り過ぎる。
落ち着いて特急券をもう一度眺めてみると高い原因がわかった。山形新幹線から東北新幹線に乗り入れる客は1本の列車に乗るにもかかわらず、あたかも福島を境に在来線特急から新幹線に乗り換えたように料金計算をすることになっている。山形新幹線の特急料金は新幹線乗継割引が適用されて半額になるのでありがたいのだが、一方東北新幹線のほうは1駅しか利用しないのに指定席を利用したので、自由席ならば適用される特定特急料金が適用されず割高になっていたのだ。自由席利用ならば1690円で済んだところが、2000円も余計に払っていたのだ。私はグランクラスやグリーン車にも乗ったりすることもある人間なのでわずか2000円くらいのことで高いの安いのと言うのも変なのだが、これは割りに合わない。
米沢までは順調に走ってきたが庭坂で運転停車となった。今朝方発生した東北新幹線小山・宇都宮間での設備トラブルの影響でダイヤが乱れていて、福島で前に連結するやまびこがまだ福島駅に到着していないのでここで待機するらしい。郡山での磐越西線への乗継時間は11分しかないので気になる。
結局約10分遅れで福島に到着。郡山にも同じ遅れを引きずったまま到着した。新幹線の車内放送では郡山始発のあおばへの乗り換え案内はあったが、在来線への接続案内はまったくない。接続待ちをしてくれないと郡山で1時間待ちぼうけを食うことになる。
郡山駅には11時40分30秒に到着したので11時41分の列車に間に合うはずがないと思っていると磐越西線に乗り換える人は1番線に急ぐようにというアナウンス。接続待ちをしてくれるようだ。運が良かった。磐越西線のホームは新幹線の真下にあり、階段を降りるだけだったので乗り換えは2分とかからず、磐越西線に間に合った。
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