北海道レンタカー紀行(幾春別駅)
札幌市内で食事を済ませた後、道央自動車道経由で幾春別に向かう。道央自動車道は直線区間が多い。しかし、意外と飛ばしている車は少ない。取り締まりが厳しいのだろうか。東名高速のほうがはるかに飛ばしている車が多い。郷に入れば郷に従えのことわざの通り、地元に車にスピードをあわせて進んでいく。
三笠インターで高速を降りる。前を北海道中央バスが走っているが、このバスが幌内線の代替バスだろう。幌内線は北海道最古の鉄道で、幌内炭鉱で算出された石炭を小樽港まで運ぶために1882年に開業した。新橋-横浜間の開業が1872年だからそのわずか10年後だ。宮脇俊三さんも時刻表2万キロのなかで、「明治政府の北海道開拓の熱意をうかがわせる」と言っている。
幌内線の起点幾春別駅は幾春別郵便局付近に存在した。
こちらが幾春別駅跡を示す記念碑。歴史のある幾春別駅ではあるが、1987年に廃止された。今はバスターミナルがあるだけで閑散としている。
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