北陸・京都乗り歩き(あおまつ号)
4月24日、日曜日。今日はまず綾部発7時19分のJR舞鶴線で西舞鶴に向かい、ここから京都丹後鉄道の宮舞線に乗る。京都丹後鉄道は従来は北近畿タンゴ鉄道だったが、昨年経営主体が変わり、それに伴い社名も変更された。ツアーバスで知られるウィラーアライアンスの経営となったのだ。鉄道会社がバスを運営するのはよくあるが、バス会社が鉄道を運営するのは珍しい。
駅名標や車体の色なども塗り直されたりしている。昨日乗ったはしだて号も京都丹後鉄道の車両だった。私は経営主体が変わっても乗り直しをしないルールにしているのだが、今回はその変貌ぶりが気になるので乗りに来たのだ。
これから乗る線は従来は宮津線と呼ばれていたのだが、これでは宮津からどこへ行くのか分からないので線名の変更なども行われた。
今日は京都丹後鉄道の全線に乗るので1日乗車券を購入した。インターネットで予約すると200円割引になり2000円で購入できる。それから後ほど乗るあかまつ号の整理券もインターネットで購入してある。代金はクレジットカードで決済済みである。それぞれインターネットで予約した画面を印刷して持参すると現物の切符と引き換えてくれるのだが、せっかくインターネット予約できるのに最終的には紙ベースで確認するのでは今ひとつ不便だ。また1日乗車券はウィラーエクスプレスのホームページから予約するようになっているのに、あかまつ号の整理券は京都丹後鉄道のホームページから予約するようになっている。それぞれにIDとパスワードを設定しないといけないのも少し不便だ。
まず西舞鶴発8時10分の福知山行きに乗る。これはあおまつ号と呼ばれ、普通乗車券のみで乗れる。
内部は木の風合いを活かした、いかにも水戸岡鋭治デザインの車両だ。ドリンクや軽食の販売ブースも備えられているが、西舞鶴発車の時点では営業していなかった。
四人掛けのボックス席と二人掛けの席、窓側に向かって座る席、ソファーのような席とバリエーションに富んでいる。車内は空いているが、1人で4人掛けの席に座るのも気がひけるので、私は二人掛けの席に座った。シートが回転しないので後ろ向きに座った。
時折海を眺めながら列車は進み、宮津からは線名が宮福線になり、福知山に向かう。ここからは女性アテンダントが乗ってきて、観光アナウンスとドリンク等の販売を始めた。
ところで私の認識が古かったのだが、宮福線は電化されていてJRからの直通列車も電車だった。また、福知山駅の手前には渡り線があることに気づいたので、今回は無理だが、いつかここも押さえておく必要がありそうだ。
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