さよならAE100形記念ツアー1
2代目の京成スカイライナーAE100形が引退することになり、そのラストラン運転が行われることになりました。2月21日と28日の2回に渡って行われますが、私は21日の回に参加しました。このラストラン運転はそれだけでは私の興味を引かないのですが、宗吾車両基地の中まで入る特別な列車なので、そちらを目当てで参加しました。各回350名の募集で、車両の混み具合からするとたぶん満員御礼だと思います。
この列車は京成上野駅を9時01分に発車し、宗吾車両基地に12時07分に着くので、どういうルートを通るのか気になっていたのですが、受付手続きを済ませ、配布物を見ると本日のルートが分かりました。なんと、小岩、八広、東成田、成田、成田空港の5ヶ所でスイッチバックを繰り返し、宗吾車両基地まで行くようです。しかも東成田では撮影タイムが用意されていました。
まず、列車は8時50分回送で入線します。ヘッドライトがリトラクタブルになっていて鉄道車両では珍しいタイプです。
上野を9時01分に発車し、案内放送の後に記念品が配られました。クリアファイル、乗車証明書、DVD、AE100形のガイドブック(1990年デビュー時の仕様書のような冊子)などです。クリアファイルの中にはこの列車の仕業表が入っていて、主要駅の発着時間が10秒単位で示されていて、これは役に立ちそうです。
(AE100形にはシートポケットがないのでちょっと不便です)
9時20分、まず小岩駅下り3番線に停車します。8分間停車し、9時28分バックで高砂方にあるポイントを渡り、上り線に入ります。運転士が車内を通行した様子がないので両方の運転台に運転士がいたのでしょうか。
その後、押上線に入ります。押上線にスカイライナーが入るのは初めてでしょう。どこで情報を仕入れたのか、沿線には多くの撮り鉄が待機しています。9時40分、八広駅の中線2番線に入り、折り返しのため10分ほど待ち合わせになります。
9時50分、八広駅を発車するとクイズコーナーになりました。AE100形に関するカルトなクイズで、全問正解者には各車両5人分賞品がもらえるようです。問題は全部で6問くらいありましたが、私は半分くらいしかできませんでしたが、全問正解者も私の車両で半分くらいはいました。賞品は最新のスカイライナーのプラレールアドバンスのようでした。
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また前後して申し訳ありません。
2月21日(日)は、この日と2月28日(日)に運転される京成AE100系のさよなら列車を撮影しに京成に来ました。
行き先はわからないけど、京成本線経由で東成田かなと予想。北総線経由だと訓練をしなくてはならないのと、イベント収入を他社に譲るとも思えず。
まず新三河島 で送り込み回送を撮影。
移動してお花茶屋~堀切菖蒲園間で本列車撮影。
行き先は本線経由で東成田と成田空港みたいで。
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いい一日を過ごすことが出来ました(私は6号車でした)。
上野駅では私も停止位置でペンタックスQ7を構えておりましたが、カメラマンがかぶって、ミスターKさんのような写真にはなりませんでした。うらやましいです。
さて、小岩の渡り線ですが、「小岩行き」が走っていた時にはいつでも乗ることが出来ました。それはいつまでのことかと「京成電車時刻表」で調べたところ1991年3月19日(火)の現在の成田空港駅開業ダイヤで消えていました(半端な改正日にも空港公団の影響があったのでしょう、31日には北総線の相互乗り入れが始まっています)。
平成3年3月18日までは平日朝7本の都営5000系が折り返していました。それは旧成田空港駅にスカイライナーが運転されていた最終日でした。
小岩の渡り線も東成田駅のAE100も25年ぶりの乗車チャンスだったということが、あらためてわかりました。
投稿: 京葉ライン | 2016年2月22日 (月) 22時13分
京葉ラインさん、こんばんは。
私は5号車に乗っていました。私は上野駅でホーム中程で撮ったので比較的人が少なく、ご覧のような写真が撮れました。しかし、連写モードで撮ろうと思っていたのに、操作を間違えて1枚しか撮れませんでした。
それにしても、小岩駅渡り線も、東成田のAE100も25年ぶりだったとは知りませんでした。
投稿: ミスターK | 2016年2月22日 (月) 22時32分