シルバーウイーク大分車両センターの旅(向島まで)
生口橋を渡って因島に入る。小学校の時に因島から転校してきたT君のことを思い出す。このあたりから気温も高くなり、脚力もさらに弱くなり、タオルを入れたもののおしりの痛さは相変わらずで、ちょっとした上り坂でも自転車を押して歩くようになってしまった。しかも、歩いていても脚がつり始めてきた。もうピンチだ。尾道まではまだ20kmもあり、もう限界かもしれない。写真を撮る余裕もほとんどなくなってきた。
上り坂は自転車を押し、下り坂は惰性で一気に下ることを繰り返して、ようやく因島から向島に渡るサイクリングコース最後の橋・因島大橋が近づいてきた。この橋に至る坂は今までの坂のどれよりも急坂で、本格的なサイクリスト以外の全ての人は自転車を押して登っていった。
因島大橋はご覧のように自動車道の下を渡るようになっていた。籠の中を行くようだ。
因島大橋を下り、向島島内を走る。きれいな砂浜と海が広がるが、それを楽しんでいる余裕はない。
残り8kmの表示が見えた。ここで15時50分なので、あと2時間でタイムリミットになる。時速4kmで進んでギリギリの計算だ。上り坂が少なければよいが、間に合うだろうか。
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