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2015年11月11日 (水)

シルバーウイーク大分車両センターの旅(尾道到着)

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 残り8kmの表示が出て、気分的にはいくらか楽になった。自転車は下り坂はほとんど無動力走れるし、平地では、スポーツ車なので転がり性能が高いのでひとこぎすると結構進んでいく。それでも上り坂では脚に力が入らず、坂を押していくことには変わりない。

 しかし、16時30分、ようやく向島のフェリー乗り場に着いた。ここからはフェリーで尾道に渡り、そこからは残り1kmほどだ。

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 フェリーはこんなに簡単なもので屋根もない。乗用車も乗れるようだが、この便にはいなかった。運賃は自転車代込で110円と格安だ。しまなみ海道を走ってきた人が何人も乗っている。

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 フェリーはわずか3分ほどで対岸に到着し、そこから市内を1kmほど走ると、ようやく終点の尾道港港湾駐車場に着いた。所要時間は7時間30分だった。途中、何度もリタイヤしようと思いかけたが、何とか走り切れた。24時間マラソンで走者がゴール寸前でフラフラになっている様子が放映されるが、私もそれにかなり近い状態だった。「負けないで」のテーマソングも頭の中を巡って来た。デビット・クン氏の三番目の教え「ステレオを買うこと」を思い出しながら、「負けないで」を口ずさむ。

 これで四国から本州まで人力で渡ってきたわけだ。私は以前、関門人道トンネルと青函トンネルを徒歩で歩いたことがあるから、これで日本の主要な4島間を人力で渡ったことになる。

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 それにしても、このサドルにはずいぶんと苦しめられた。本格的なサイクリングを楽しむには足腰を鍛えるのはもちろんのこと、おしりの肉を厚くすることも重要だ。

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 こちらがしまなみ海道完走認定証と記念のバッジ。忘れられない思い出になるだろう。

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コメント

お尻さん、お疲れ様でした♨

瀬戸内しまなみ海道完走おめでとうございます。
すばらしい景色に魅せられて挑戦してみたいと思ってしまいますが、気力、体力だけでなく、いろいろな準備が必要なようですね。
最後はリタイアしてしまうのかと心配しましたが、『完走認定証』というご褒美が待ち受けていたとは知りませんでした。ミスターKさんの完走、完歩に対する志は並大抵ではないので、それが最後のエネルギーになったのでしょうか?
日本の主要な4島間を人力で渡りきるというのも、『認定証』はありませんが、おめでとうございます。

ミスターANさん、こんにちは。今朝の通勤は大変でしたね。

なんとかしまなみ海道を完走しました。景色もよく、楽しいサイクリングになるはずでしたが、思わぬ伏兵が現れました。何事にも準備は大切です。

これからも変わった旅をしたいと思っていますので、面白いネタがあれば教えてください。

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