浜工新幹線の旅(天竜浜名湖鉄道転車台ツアー)
西鹿島駅で13時32分発の天竜浜名湖鉄道掛川行きに乗り換え、二つ目の天竜二俣駅に行く。この天竜浜名湖鉄道は、昭和の鉄道遺産が数多く残る鉄道として、全線が国の登録有形文化財に登録されている。特にこの天竜二俣駅には、扇形車庫や転車台、給水塔など昭和の遺物が残っていて人気がある。
その施設を案内してくれるツアーが毎日開催されている。この日も30人くらいの参加者で炎天下にもかかわらず予想外の盛況だ。ツアー参加料金は200円、所要時間は40分となっている。
こちらの給水塔は数年前まで洗車用水道水タンクとして現役で利用されていたが、ポンプが故障し、今は設備だけが残っている。
こちらは職員用の浴場。今は使われていないが、なぜかヘッドマークがたくさん展示さている。
こちらは鉄道資料館。
こちらは転車台の回転風景。こういう実演は通常車両を1回転させるものだが、ここは30度ほどしか回転させず、ちょっと物足りない。
しかし、古い施設が状態もよく保存されていて説明も手際よいので、人気があるようだ。まだの人にはぜひおすすめしたいミニツアーだ。
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天竜二俣駅は通過しただけで未だ見学したことがありません。昭和のかおりのする見学が出来そうですね。かつては遠鉄から気動車が片乗り入れするほどの交通需要があったのに、天竜市から浜松市へ広域合併したことでかえって衰退を招いているように思います。遠鉄が保有していた気動車(旧国鉄04型)は、北陸鉄道→関東鉄道と渡り歩き、いまは大宮の鉄道博物館で保存されていると思います(記憶不確かですみません)。今も直通運転が行なわれていたら、西鹿島駅の両鉄道の渡り線はぜひとも乗ってみたかったです。
投稿: railway | 2015年8月 9日 (日) 10時38分
railwayさん、こんにちは。
そういう乗り入れをしていた時代があったとは知りませんでした。今は線路すらつながっていなかったと思います。貴重な情報をありがとうございます。
投稿: ミスターK | 2015年8月10日 (月) 02時52分