北海道マイカードライブ(道の駅おびら鰊番屋)
増毛駅の観察を済ませ、そこから約1時間、8時40分に道の駅おびら鰊番屋に到着。小平(おびら)はかつてニシン漁で栄えた町で、その象徴がこの鰊番屋だ。
その番屋の隣に道の駅も併設されていて、観光客で賑わうスポットとなっている。建物は黒く重厚で、かつての繁栄をしのばせる。今朝フェリーを下りてから、朝食がまだだったので、ここで済ますことにした。
朝から鮭いくら丼にした。旅の初日で贅沢な朝食だ。鮭は生の刺身ではなく焼き鮭をカットしたもので量も多い。食べているうちに9時になり、朝食タイムが終了したようだ。少し来るのが遅いと朝食を食べ損ねるところだった。
食事を終え、道の駅裏手にある斜面を登る。線路や枕木は残っていないものの、各種情報を総合すると、どうやらこれがかつても国鉄羽幌線の築堤らしい。
こちらは道の駅から見た日本海。穏やかな海が広がっている。北海道に来てよかったという感覚がこみ上げてくる。
ライダーやチャリダー(自転車の旅行者)も多い。今回の旅行でいくつかの道の駅に立ち寄ったが、おすすめはここだ。食事のおいしさ、施設のきれいさ、そして目の前の日本海の光景、前後の道路の快適さ、どれもが最高水準だった。
私は国鉄羽幌線がまだ廃止される前にこの区間を乗車し、この海も眺めたはずだが、記憶が全くない。乗車した列車は記録に残してあるのだが、それ以上のことはしてこなかった。当時は今のようにブログを書いたりするようにして、旅の様子を記録することをしなかったのが悔やまれる。
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