北陸新幹線と並行在来線の旅(えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン)
妙高高原駅から先はえちごトキめき鉄道になる。ここが県境の駅で、そのために運営主体が新潟県に変わるのだ。
えちごトキめき鉄道は旧信越本線部分が妙高はねうまライン、旧北陸本線部分が日本海ひすいラインという線名がついている。
乗換時間は2分しかない。同じホームの反対側前方にステンレス車両が停まっているのが見える。E126系でJR時代の車両をそのまま使用しているようだ。駅名標だけは新会社のものに取り替えてあるのはしなの鉄道と同じだ。駅名票は山並みをデザインしたものだった。
乗り込むと同時に発車した。2両編成で客は少なく全員で20名はいないだろう。私は先頭車で前面展望を楽しむ。
(バックでスイッチバック線に入るところ)
(スイッチバックから出て本線に進入するところ)
二本木駅ではスイッチバックがあるのでしっかり眺める。下り列車の場合、先に駅に入り、出る時にバックでスイッチバック線に入る。その際運転士は後部運転台に入らずに先頭車の運転台から首を出してバックのまま進行する。ワンマン運転なのでちょっと危険な感じもする。他のスイッチバックではこのようなことをしていただろうか?
上越妙高駅に入る手前でえちごトキめき鉄道の線路は新幹線開業に伴う駅舎移転で西側に移設された。運転席から眺めていると右に分岐していく廃線跡が見える。すでに路盤もほとんど撤去されていた。
11時53分、上越妙高駅着。えちごトキめき鉄道では全線フリー切符を発売している。本来ならば妙高高原駅で購入すべきところだったが、乗り換え時間が短く買う余裕がなかったことを駅員に告げると、本当はダメなんだけどそこで買ってくださいと出札窓口を示される。料金は全線フリーで2日間有効で1000円と、とてもお得だ。感謝します。
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