
大宮発7時52分の宇都宮線普通電車でスタート。上野で乗り換え、東京駅には8時30分に到着した。八重洲南口にあるハイウエイバス乗り場に向かう。三連休の最終日の割りには待合室の混雑はそれほどでもない。
今回の旅の第一走者は新東名高速道路を走る「新東名スーパーライナー」だ。東京駅を9時ちょうどに発車し、名古屋までノンストップで5時間で走る。新東名はまだマイカーでも走っ たことのない区間で、早く通ってみたいと思っていた。
私の乗るバスは定刻の10分前に9番線に入線してきた。同じ時間帯にはつくば行きや鹿島神宮行きなどもあるが、私の乗るバスは二階建てなのでひときわ存在感がある。JRバス関東の運行だ。乗車券はあらかじめ「高速バスネット」で席番を指定して予約してある。インターネット予約だと若干割引きがある。
スマホの画面を示して、バスに乗り込む。私の席は2階席10番C席で進行方向右側の後ろから2番目だ。階段を上り、2階席に入ると天井が低く、腰をかがめながら、自席にたどり着く。

ただ席は3列独立シートなので座ってしまえば窮屈さはない。定刻に発車する。1階席の様子は分からないが、2階は6割くらいの乗りだ。私の席の窓にはピラーがあり、視界が悪いので後ろの席が空いていたのでそちらに移る。
無人の官庁街を進み、霞ヶ関ランプから首都高に入り、すぐに3号渋谷線に入る。大柄な車体を揺す振りながら制限速度を維持しながら進んでいく。二階建ての2階席なので揺れは大きい。
用賀からは東名高速道路に入るが、新東名は御殿場の先からなので、このあたりはまだ目新しさはない。天気は快晴で、右手には昼間なのに月も見える。

揺れでウトウトするうち、いつの間にか大井松田付近となり、富士山が間近に見え、10時20分あっという間に足柄サービスエリア着。ここで15分の休憩となった。

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