夏が来れば思い出す3
夏が来れば思い出すシリーズの3回めです。私が小学校5年の夏休みは三浦海岸での海水浴でした。例年は逗子でしたが、この年は父の会社の保養所の確保の関係か、三浦海岸になったのです。当時京浜急行のCMでは銀座から直通で三浦海岸まで行けることを盛んに宣伝していました。浮き輪を持った青年が銀座を海水パンツで走るCMでした。近さをアピールしていたわけです。私はその三浦海岸まで行けることが楽しみでした。電車の記憶はほとんどありませんが、品川から京浜急行で行ったことは間違いありません。
海の家は三浦海岸駅から山側に5分ほど歩いたスイカ畑のなかで、窓からは高架駅の三浦海岸駅に発着する京浜急行の電車がよく見えました。当時は三浦海岸駅が終点で、下り電車が到着すると1~2分で上り電車が発車していく光景がよく見え、規則正しいダイヤだったことをよく覚えています。
当時、私の下の妹はまだ1歳で、海の家を飛び出してはスイカ畑で遊びまわっていました。逗子の海の家は山道の途中にありましたが、ここは畑の中で子供心にあまり風情がないと感じました。
この写真はその海水浴から2ヶ月後、学校の旅行で三浦を訪れた時のものです。当時の世田谷の小学5年生は1泊2日で三浦移動教室に行くことになっていました。海水浴で訪れた場所の近くに再び来ることができ、私は三浦に親近感を持つようになりました。
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