西日本渡り線紀行(桂駅C号線)
中書島の渡り線を仕留めた後は阪急の桂駅へと進む。京阪宇治線は次の観月橋で折り返し、祇園四条経由で阪急河原町駅に至った。
目的の臨時列車は河原町駅11時07分発の快速急行嵐山行きだ。河原町のホーム先端の切り欠き線から発車する。地下線から地上に出るとすぐ桂駅なのでしっかり待機する。運転席後ろのブラインドが電動で上がる。この仕組みは関東では見かけないものだ。
いったん本線を逆走した後、嵐山線ホームに進入する。これで京都方からの嵐山線への渡り線は乗車できた。この反対にある大阪方の渡り線は昨年のGWに乗った。
ところで、通常の嵐山線は1号線に停車するのだが、この臨時列車は1号線の隣にあるC号線に停車する。阪急は1番線、2番線という呼び方をせず、1号線、2号線という呼び方をすること自体が変わっているのだが、このC号線というのはさらに珍しい。日本の鉄道のホームでアルファベットで付番しているのはここだけだろう。
臨時列車は桂駅で方向転換するので私も反対側に移動する。C号線から嵐山線に入る時にはシングルスリップで転線した。気にする人はこれも乗ったほうが良いだろう。 その後は嵐山線をゆっくり進み、11時28分、終点嵐山に到着した。
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