関西私鉄乗り歩き with iPad mini(串カツ松葉)
阪急の渡り線乗車を終え、ホテルにチェックインする。今回は十三駅近くにある東横インに泊まることになっている。十三は阪急の主要路線が分岐するところで交通の要衝だ。しかも、この駅の立ち食いそばは関西私鉄で最初のそば店という由緒あるものらしい。
ホテルに荷物を置き、夕方5時半頃食事に出かけた。せっかく大阪に来たのだから大阪らしいものを食べたい。電車で2駅の梅田に出て、立ち飲みで串カツを食べることにした。梅田駅近くの新梅田食堂街にある松葉という店が有名らしいので、そこに行ってみた。
新梅田食堂街は梅田駅から大阪駅に向かう途中にあり、狭い路地に多くの飲食店が密集していて、いかにも大阪らしい。松葉もその中にある。
夜6時前でまだ満席ではないが、それでも8割くらいの入りだ。席は全て立ち席カウンターで50人くらいは入れそうだ。店に入るとすぐに立つ場所を指定される。私は左手奥から5番目を指定された。席に着くと、「何にしましょうか?」と声がかかる。「中生」と応える。それとともに目の前に金属製のお皿が置かれる。串カツを取ってこれに載せるようだ。
串カツはすでに目の前のトレイに置いてあり、好きなものを取って食べるようだ。串の長さによって値段が違うようで、安いのは100円、高くても150円だ。それとキャベツが食べ放題になっている。串カツは衣をまとっているので、どれが何だかよく分からないが、とりあえず、二つ取ってみた。ソースは2度付け禁止なのは有名だ。ウスターソース風のさらっとしたソースだ。私が食べたのはうずらとウインナーだった。揚げて時間が経つせいかアツアツではないがほんのりと温かい。ビールも進む。
厨房もカウンターからよく見えて、ベテランらしい人が一人で揚げている。揚げたてができると女性の店員が、「揚げたてたべませんか?」と言いながら、目の前のトレイに手早く入れていく。
他の客を見ていると、温め直しというのもできるようだ。食べたいものを告げると、店員さんが揚げてあったトレイの中の串カツから、注文を受けたものを厨房で再度揚げ直してくれている。
私は結局、うずら、ウインナー、牛くし、カキ、キス、タマネギ、エビなど9本ををいただき、ビールの他にハイボールも飲んだので会計は1730円だった。一人で来ている人も多く、黙々と食べてはサッと帰る人や、店員の人や見知らぬ客同士で話し込む人など、いろいろな人がいて、とても楽しいひと時だった。
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コメント
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おおっ、松葉の総本店のほうですね。
自分も大阪方面に出かけた時には、よく立ち寄ります。先週は大阪限定のスイーツを入手するのに思いのほか手間取って(阪急うめだ本店のポッキーとハッピーターンです)、目の前で涙を飲んだのでした (;ω;)
初めての時は若干気後れしますが、入ってしまえば店員さんはみんな親切だし、周りを伺っていればルールもすぐわかりますしね。
人それぞれで楽しめる、東京にはあまり無いタイプの店だと思います。
悔しかったのでデパ地下で別の串カツをテイクアウトして、帰りの新幹線の中でビールとともにいただきました。
投稿: ミスターOH | 2014年2月16日 (日) 16時09分
ミスターOHさん、こんばんは。
そう、松葉の総本店です。最初入るときはちょっと気後れしますね。私もいったん店の前を行きすぎ、しばらく様子をうかがって、他の人が入ったあとにすぐ入ってみました。でも、飲み屋ですからお酒を頼んで、あとはゆっくり考えればいいですよね。
阪急うめだのポッキーとハッピーターンは初めて知りましたが、すごい人気のようですね。これを買っていたら、立ち飲みの時間もなくなりますね。
投稿: ミスターK | 2014年2月16日 (日) 20時28分