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富戸駅で昼食を取ったのち、城ヶ崎海岸駅へと進む。この区間はコース中でも最も景色のよい区間だ。遠く大島が見えている。つい先日大規模な災害があったことはここからは感じられないが、亡くなられた方のご冥福と行方不明の方の早期の発見を祈りたい。
富戸漁港の中を歩き、別荘地に中を進むこと約1時間で城ヶ崎海岸駅に到着。バッジを引き換えようとすると出札窓口には誰もいない。大声で声をかけても誰も出てこない。伊豆急の小駅では駅員が一人勤務なのでトイレに行っていたりすると出て来られない。しばらく待って声を掛けると、奥から箸を持ったままの駅員が出てきた。昼食の最中のようだった。苦労して手に入れたバッジはマリンエクスプレス踊り子号だった。
特にゆっくり歩いたつもりはなかったが、時速は5kmを切っている。
結構アップダウンのあるコースのようだった。
川奈駅を出発し、しばらく国道135号線沿いを進む。この付近はファミリーレストランやファーストフードの店が立ち並び、車も渋滞気味だ。
そんななかウォーキングの参加者が速足で私を追い越していく。彼は左にコースマップ、右にタブレット端末を持っていて、両方を確認しながら歩いている。グーグルマップでリアルタイムの位置を確認しているのだろう。この日差しなのでディスプレイは見づらいだろうし、そもそも端末も重たいだろうが、そんなことは関係ないようだ。
途中にセブンイレブンがあったのでおにぎりを調達。ちょうどおにぎり100円セールの時期で150円以下のおにぎりが100円になるのだ。そうであればなるべく高いおにぎりを買ったほうがいい。私は147円のすじこの醤油漬け、136円の辛子明太子、126円の赤飯おこわにしたので109円得をしたことになる。
ここから先は住宅地の中を行くのだが、コースマップが非常に不正確で分岐の具合がよくわからない。しかも道路工事中のところがあったりしたのでますます間違いやすい。私も間違った道を行き、グーグルマップで位置を確認したりして、ようやく正規のルートに戻った。
道に迷ったりしたが、その後は順調に進み、11時30分富戸駅着。バッジは富士山世界文化遺産登録記念号だ。駅の待合室でセブンイレブンで買ったおにぎりで昼食とする。
南伊東駅で入場券セットを買ったり、アプリの動きを確認したりして、8時39分出発する。ここから次の川奈駅までは上りが続き、難易度はBとなっている。駅から1km付近から急坂が続き、汗をかいてくる。いつもこの付近から少しずつ薄着になっているが今回もそうだ。下のグラフを見ると、上り坂になっても歩くスピードはそれほど変わらないようだ。
伊豆急線は伊豆半島の東側をほぼ南北に走っているが、この区間は東西に線路が延びていることが下の地図でわかる。いままでのウォーキングでは目的地が上になった伊豆急のコースマップで歩いていたので東西南北の感覚が乏しかったが、この地図なら一目瞭然だ。こういったアプリを活用することをどんどんやっていかないと大事なことを見落としそうだ。
ところで今回のウォーキングでは、runtasticというアプリを使用している。GPS機能を使って自分の歩いたコースや距離、時間を測定してくれるスグレモノだ。これは伊東駅から南伊東駅まので実績になっている。2.52kmを28分19秒で歩き、平均時速は5.34kmだ。普段の通勤の歩きより、少しゆっくり目に歩いて、このスピードだ。
実際に歩いたルートはこうなっている。これはiPhoneの画面をコピーしたものだが、インターネットの画面でも確認できるようになっている。googleマップで見るともっと細かく確認できるようになっている。
高度と時速のグラフも表示される。高度は最初地上16mからスタートし、海面下45mちかくまで下がっていると表示されているが、そんなに潜った記憶はないので、高度はあまりあてにならないかもしれない。スピードが時々0になっているのは、そこで写真を撮ったり、信号待ちがあったためだ。
こういう機能が無料で利用できるのはとてもありがたい。スマホが登場してからまだ5~6年なのに、この技術の進歩は本当にすごいものだ。
伊東駅を8時に出発。風もなく、寒くもなく、天候はウォーキング日和だ。休日の朝なので道に人通りは少ない。
今回のウォーキングでもコース途中でクイズがある。現地に来ないと解答できない問題だ。最初のクイズは伊東消防署の看板を見れば分かるようになっている。
消防署を過ぎると、昔ながらの丸いポストがあった。まだ現役で活躍しているようだ。地方ではまだ時々見かける。郵便物が少ない場合、投函口を二つに分けるまでもないので、このタイプでも支障はないのだろう。
約30分で南伊東駅に到着。難易度Aランクなのでウォーミングアップのようなコースだ。バッジは保線作業車だ。ノーマルの車両はあらかたバッジになったので、こういう車両も登場するようだ。
今回のウォーキングではオール硬券の全駅入場券セットというのが販売されている。今までだと一々小銭を出して入場券を買わないといけなかったので面倒だったが、まとめて買えるから便利だ。しかも硬券なのがうれしい。切符全体が伊豆半島の形をしているのが気が利いている。一枚ずつ切り取って使うようになっていて、次の駅に着くとこの大事な硬券に日付スタンプを捺されてしまうのがちょっと残念だ。
11月23日、第10回の伊豆急全線ウォークの初回をスタートすることにした。天気も申し分なさそうだ。前夜遅くに行くことを決定したのだが、このウォーキングは参加申し込みをする必要もないので便利だ。
まず5時39分の総武快速線久里浜行きに乗車する。朝早い列車なのにホームは結構混みあっている。ハイキングに出かけるような老人グループが多い。私は前から2両目の増2号車に乗車。私の腰を下ろしたロングシートにはすでに女性が2名座っている。リュックを座席に置いて、途中駅から乗車してくる仲間の席を確保しているようだ。津田沼で二人、船橋で二人、仲間が乗ってきて、全員が集合したようだ。
その中の一人の男性は乗ってくるなり、「600円損をした!」と大きな声で仲間に語っている。私はその声を聞くなり、大人の休日倶楽部会員限定の休日おでかけパスのことだと直感した。私も同じ切符を利用して普通より600円安く切符を買ったばかりだったのだ。どうもその人は会員カードを忘れて正規の料金で切符を買わされたようだが、これはやむを得ないだろう。
そんな6人グループのにぎやかな会話を聞きながら東京駅に定刻着。今日から明日にかけて品川駅の線路切り替え工事のため、東海道線が東京-横浜間で運休になっている。この6人グループは小田原まで行くようで、このまま横須賀線で横浜乗り換えで行くようだ。
東京駅から熱海までは新幹線で行くことにしている。休日おでかけパスでは東海道新幹線は乗れないので、その分は別払いになが、それでもこのパスを使ったほうが割安になる。6時33分のこだま631号は19番線からの発車する。ホームで朝食を調達し、車両に乗り込む。連休ではあるものの車内は閑散としている。朝食の写真を撮ったりしていると、「この列車はのぞみ5号博多行きです」と放送している。朝食のことが気になって、同じホームの反対側に停まっている別の列車に乗ってしまったのだ。こんなことは今まで初めてだ。我ながら情けない。
こだまに乗り換え、無事出発。もし万が一のぞみに乗ってしまっても、のぞみも品川、新横浜に停車するので被害はなかったが、10年くらい前までは名古屋まで停まらなかったから大変だ。
新横浜を過ぎると富士山が見えてきた。iPhoneのカメラなので新幹線からではあまりうまく撮れないが、やはり富士山が見えるか見えないかで旅の印象も変わっていくる。
富士山が見えなくなって、iPhoneのアプリで現在のスピードを確認する。このアプリは以前は時速260kmまでしか表示されなかったのだが、いつのまにかバージョンアップされ、360kmまで表示されるようになっていたことに気付いた。この区間の最高速度で運転されている。
熱海で伊東線に乗り換え、7時45分伊東駅に到着した。
今年もまた伊豆急全線ウオークの季節がやってきました。今年で第10回になります。ミスターKが年に1回唯一体を動かす季節がやってきたのです。
私は第3回の時に初参加し、第4回を除いて、連続して参加しています。同じルートを何度も歩いても仕方ないのですが、記念にもらえるバッジが毎年異なるので、結局毎年参加しているのです。
それとこのイベントは参加申し込みが不要で、思い立ったらいつでも参加できるのもありがたいです。そういうわけで今年の第1回を11月23日の勤労感謝の日に始めようと思います。この日に行くことになったのも昨晩急に決めました。
だんだん足腰も弱くなっているわけですが、このイベントに参加しないとますます弱くなってしまうので、老化防止と割り切って参加しています。
この本は昭和33年に中央公論社から出版されたものを文庫本化したものです。著者は作家の阿川弘之さんです。阿川さんは鉄道に造詣が深く、「旅」誌などに紀行文などを寄せていました。
この本には、時刻表を読む楽しみや機関車の運転台添乗記、車掌体験記などが綴られています。昭和30年前後の日本なので、新幹線もブルートレインもない時代ですが、鉄道が輝きを放っていた時代です。内容的にも興味深いのですが、文章が簡潔でわかりやすく、読みやすいです。
この著作が最初に刊行されたときの編集者が、実は当時中央公論社に勤務していた宮脇俊三さんでした。鉄道好きの編集者が、鉄道好きの作家に本を書かせたわけです。内容が非常に濃いのも納得です。
大宮駅から貨物船経由で八王子まで行くむさしの号で、大宮から北朝霞まで乗って見ました。大宮駅を出ると、いくつものポイントを渡って、武蔵野貨物線に入ります。この線を活用して、大宮から武蔵野線に乗り入れる列車は、国鉄の末期から走っていて、かれこれ30年ぐらいの歴史になります。
与野駅を過ぎるとトンネルに入ります。北浦和駅西口の住宅地の地下を走り、中浦和駅付近で地上に出ます。かつては西浦和駅の手前にポイントがあり、西浦和駅に停車して武蔵野線に合流したのですが、そのポイントは撤去されていました。
西浦和駅を過ぎると、荒川を渡ります。この鉄橋は在来線で一番長い鉄橋です。1290mあります。貨物列車とのすれ違いが多いのが武蔵野線の魅力です。スピードが出ていないので、ゆっくりとスレ違います。
レイルウエイライターの種村直樹さんの40周年を記念して、旅と鉄道の別冊が刊行されました。種村さんはレイルウエイライターの肩書きの通り、鉄道関係の作家です。毎日新聞社の元社会部記者で、40年前に「脱サラ」して作家になりました。
私は種村さんの初期の著作である「鉄道旅行術」には大変お世話になりました。その名の通り、鉄道旅行のハウツーもので、旅慣れない若かりしミスターKは、この著作のアドバイスに従い、旅を続けていました。旅の計画から、現地での楽しみ方、旅を終えた後の記録の整理など、今の私の旅の仕方の基礎を築いてくれたのがこの本です。新聞記者出身なので記述も正確でした。
しかし今回のこの別冊は種村氏自身が執筆したのではなく、関係者が種村さんの思い出を語ったり、種村さん風の旅をした旅行記を寄稿したり、あるいは過去の著作を再録したりといったもので、それはそれで楽しいものですが、種村氏の今を知ることができるものではありませんでした。10年ほど前に体調を崩されてからは、発表される著作も少なくなり、今どうしているかを知りたい私としてはちょっと物足りないものでした。
今マクドナルドでハッピーセットを購入すると、ウルトラマンのフィギュアがもらえます。右が初代ウルトラマンで、左がバルタン星人です。八つ裂き光輪というスペシウム光線の応用技を放つところです。バルタン星人はもっと緑っぽい色をしていたような気がします。
それはともかく、我々の世代からすると、とても懐かしいシロモノです。昭和41年の放送開始なので、リアルタイムで見ていたはずですが、その後何度も再放送されていたので、どちらかというと私はそちらのほうの記憶が大きいです。45年以上を経て、今なお強い人気を誇るウルトラマンに敬服です。
一方、こちらは神戸電鉄の3000系電車です。この電車はウルトラマン電車と呼ばれています。赤いマスクがどことなくウルトラマンを想起させますが、皆様はいかがお感じでしょうか。
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