1泊2日一円電車の旅(姫路モノレール)
「ガロ屋」で飲んだ後、「マクドナルド」でハッピーセットをテイクアウトして、ホテルに戻る。疲れと酔いで風呂にも入らず、そのまま寝てしまった。
翌朝5時過ぎに目が覚めたは私は、しばらくベッドの中でぐずぐずしたのち、やおら飛び起きてシャワーを浴びた。当初は午後に行こうと思っていた姫路モノレールの廃線跡を、朝のうちに行ってしまおうと思ったからだ。朝6時過ぎチェックアウトせず、いったんホテルを出る。
姫路モノレールは昭和41年に開業し、姫路駅前から大将軍駅を経由して手柄山までの1.6kmを結んでいたが、わずか8年で廃止になってしまった。しかし、そのモノレールの軌道が今も一部分で残っているのだ。
モノレールの姫路駅はJR姫路駅と山陽電鉄の姫路駅の間に位置していた。結構いい立地だ。その駅跡は残っていないが、すこし西に向かい、山陽電鉄の高架橋が見えてくると、その先にモノレールの橋脚が見えてきた。
その先には2階建てのビルの上に付き出た橋脚が見えている。かつてはこの上をモノレールが走っていたかと思うと愉快だ。鉄道の高架橋とはちょっと違う雰囲気で面白い。
おそらくモノレールと一体で作られたあろう建物で、建築から50年近くたつので相当に老朽化している。
こちらは大将軍駅跡で、高尾アパートというビルの3階部分をモノレールの軌道が貫いている。駅はこのビルの中にあったらしいが今は中に入ることはできない。相当に近未来的な光景だ。このビルも築50年近いはずだが、すっきりした印象だ。しかし、最近取り壊しが決まったようだ。
大将軍駅から左カーブし、南に進路を取る。新幹線の高架下をくぐり、手柄山公園へと向かう。
橋脚がなくなったとところで引き返す。なかなか楽しい廃線めぐりだった。
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