廃線跡ウォーキング東日本
鉄道趣味のジャンルとして、廃線跡を巡るものがあります。従来からその類の書籍が数多く出版されていますが、廃線跡を考古学感覚で探訪するというものが主でした。つまり竹藪の中を分け行ったり、道なき道を進むといった感覚です。宮脇さんにも「失われた鉄道を求めて」などの著作があります。
本書はそれとは若干視点が異なっていて、歩いて楽しめる廃線跡と紹介するという内容になっています。私のブログで紹介した廃線跡もいくつか出てきます。都内の廃線跡が7つも紹介されているので、遠くまで行かなくても楽しめそうです。都内にも廃線跡があるのかと驚かれる人もいると思いますが、意外とあるものです。
皆様も本書を片手にウォーキングを楽しまれてはどうでしょうか。
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