ホテルに荷物を置き、さぬきうどんのはしごでもしてみようと、さっそく夜の街へと繰り出した。今日は朝からほとんど食べ物を食べていないのだ。
ホテルから10分ほどのところがアーケード商店街の丸亀町商店街だ。この商店街は成功しているアーケード商店街の例としてマスコミなどでよく取り上げられている。確かにシャッター通りにはなっていないが、私には他の商店街との違いはよく分からない。ただ、私が以前住んでいた前橋の商店街よりはにぎわっているのは間違いない。
さぬきうどんのおいしそうな店が2つほどあった。地元の人向けの店のようだ。こういう店で本場の味を楽しみたい。あとでこの2軒をはしごしようとチェックを入れる。
商店街を歩いているとだんだん寒くなってきた。今日日中の最高気温は25度だったが、夜になって冷え込んできたようだ。私は長袖のシャツ1枚という薄着で旅に出たのでちょっと寒い。たまたま無印良品の店があったので覗いてみると、ちょうど手ごろの薄手のブルゾンがあったので購入し、その場で着せてもらって店を出た。
商店街を歩いていると、宮脇書店の本店を見かけた。関東地方でも見かける書店チェーンの本店がここだったのだ。
商店街をぶらぶらすること30分、7時も回って、おなかも空いてきたので、先ほどチェックしたさぬきうどんの店を目指す。ところがなんとこの店は夜7時で閉店だった。ずいぶん早く閉まるものだ。それならと先ほどチェックを入れたもう1軒に行ってみる。するとこの店も7時で閉店だったのだ。高松の夜は早いようだ。
私はしかたなく近くにあった「はなまるうどん」に入った。チェーン店で千葉にもいくつも店がある。高松に来て全国チェーンの店に入ってもしかたないのだが、他に選択肢がないのでしかたない。
私は、ぶっかけうどん、かき揚げ、うずらフライをチョイス。これで641円だ。さぬきうどんの店は、天ぷらやフライを選べるのでうれしい。麺はもちもちとして、それなりにおいしかった。食べながら気付いたが、かき揚げは本当は汁ものの上に乗せて食べるのだろう。私はそれをバリバリとかぶりつきながら食べた。
うどんを食べ終えたが、まだ物足りない気がしたので途中のコンビニで食料を調達。さぬきビールという地ビールがあったのでそれを購入してみる。あわせて宇和島名物のじゃこ天も購入。さぬきビールはちょっと甘口でフルーティなビールだった。じゃこ天はしっかりした歯ごたえのすり身でシンプルな味わいだった。
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