第8回伊豆急全線ウオーク(川奈→富戸)
川奈駅のベンチで、おにぎりで昼食を済ませ、11時ちょうどスタート。はじめのうちは下り勾配を進んでいく。すると後ろから「こんにちは~」と大きな子供の声がする。こちらの地元の子供は人とすれ違うと挨拶をしてくれる子が多いが、後ろからとは珍しい。
振り返ると、子供が飛び跳ねながら私のところにやってきた。人なつっこい子供だ。私も元気よく「こんにちはー」と応える。
「君はこれからどこにいくの?」
「おじいちゃんのうちに遊びに行くんだ」
「ここからどれくらいかかるの」
「わからない」
「おじいちゃんは何をやっているの」
「畑」
「畑で何を作っているの」
「みかん」
「君は歩くの速いね」
「うん」
「私はこれから富戸の駅まで歩いていくんだよ」
「えー」
というような話をしながら5分ほどで分かれたが、こんなところをこの子の親に見られたら、私をストーカーと思うかもしれない。ほとんど人と会話をすることのないウオーキングだから、楽しいひと時だった。
その後、自転車のツーリングの一団も私を追い越していく。日吉農園というところで、この区間の問題を確認する。
12時30分、川奈から約1時間半で富戸駅着。
バッジは伊豆急2100系黒船電車だ。
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ミスターKと子供の会話を聞いて、宮部みゆきの小説「火車」でのエピソードを思い出しました。
休職中の刑事が身内に頼まれて私用で、ある事件の捜索をしています。見知らぬ土地で地元の小さな女の子に道を尋ね、ついでに話が弾みます。
・・・別れ際、「知らない人に声を掛けられたら、お母さんにこのボタンを押すよう言われてるの」と女の子。
その手には小さな非常警報器が。それ、逃げろ~!
と言うことにならないで、なによりでした。世知辛い世の中ですからねえ。
投稿: ミスターOH | 2011年12月12日 (月) 22時36分
ミスターOHさん、こんばんは。
はたから見ると明らかに怪しい中年に見えたことでしょう。警察に通報されなくて良かったです。
この子にも聞いてみたのですが、「学校で知らない人について行ってはいけない」と教わっていないようでした。
このあたりの学校はどこも、東京あたりの学校と違って、門も開け放たれていて、防犯カメラも見当たりません。まだまだ、のどかな日本が残っているのです。
投稿: ミスターK | 2011年12月12日 (月) 23時41分