2011年を振り返って
2011年の鉄道の話題は、九州新幹線の開業をメインに、東北新幹線はやぶさの運行開始、名古屋市営地下鉄桜通線の延長開業などが挙げられる。私は、このいずれもクリアーした。特に九州新幹線の開業により、青森から鹿児島まで新幹線で移動できるようになった意義は大きい。
はやぶさの話題性も大きく、その豪華な室内が注目を浴びた。早く時速320km運転を実施してもらいたいものだ。
一方、東日本大震災の影響で、東北各地の路線がいまだに多くの地域で運行を再開できていない状況にある。東北の復興に、鉄道が果たす役割は少なくないと思われるが、地域の災害復興計画がまだ確定しておらず、路線を敷きなおす場所も決まらない状況では、致しかたない。
しかし、これだけの大震災のなかで、鉄道利用中の乗客に1名の死者もでなかったことは特筆される。あれだけの揺れにも係らず、横転する列車もなかった。列車ごと津波に流されてしまったものもあるが、乗務員の適切な判断、誘導で難を免れた。
華やかな話題と悲惨な話題が交錯する2011年の鉄道界であったが、来年は明るい話題だけに終始したいものだ。
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