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新宿住友ビル48階にある平和祈念展示資料館で開催されている企画展「写真の記憶 残された満州の姿」に行ってきました。
ここは、戦争の悲惨さを後世に残す取り組みを行っていて、館内には列車で故郷を離れる兵士の様子や召集令状、引揚げ船の内部の様子、シベリヤに抑留された兵士の生活など、人形や模型を使って再現されています。
そういった通常の展示とは別に今回、企画展として南満州鉄道を中心とした満州の様子についての写真展が開催されています。
時速120kmで満州をかけぬけた特急「あじあ」号や満鉄の線路敷設の様子などが貴重な写真で紹介されています。鉄道が中心の展示ではないので、そういった写真はそれほど多くはありませんが、当時の様子を知るにはいい展示です。
写真はデジタルフォトフレームで表示され、液晶画面で画像が順次変わっていくので、ゆっくり見たいものや飛ばして見たいものも同じ時間で表示されて、もう一度見たいものはしばらく待たないといけないので、それが難点でした。
渋谷区郷土博物館で「渋谷を走った鉄道写真展」を見た帰り、ハチ公バスというものに乗りました。博物館の前がちょうどバス停でした。いわゆるコミュニティバスで、運賃はわずか100円。スイカも使えます。
バスは座席が10人分くらいで、立ち客も含めて15人くらいしか乗れないマイクロバスのような車両です。
運行ルートは恵比寿駅、恵比寿ガーデンプレイス、代官山駅など経由して渋谷駅に向かうので50分くらいかかりますが、それでも100円なのでありがたいです。
マイクロバスの小型さを活かして、狭い路地をどんどん進んでいきます。一方通行の狭い道路も苦もなく走り抜けます。
日曜日に乗車したので、道も混んでおらず、時折時間調整で1~2分停車していました。いくつかのルートがあるので、機会を見て、また乗りたいと思いました。
この写真は大学のOB会から毎月送られてくる会報に掲載されていたものだ。普段はほとんど目も通さない会報なのだが、今月に限って、この記事が目に止まった。セピアの世界からとなっていて、もう17回も続いているようだ。
3枚の写真のうち上の写真は昭和41年6月まで存在した西武鉄道多摩湖線の「一橋大学駅」だ。三角屋根の駅舎でコンクリート造りのようだ。松林など自然に囲まれたところであることが偲ばれる。この駅は昭和8年に「商大予科前駅」として開業したのだが、写真では「一橋大学駅」となっていることからすると少なくとも昭和24年以後に撮られた写真のようだ。
左下の写真は多摩湖線の車両で、昭和14年頃のものらしい。ホームが行き止まりになっていることからすると、国分寺駅と推測される。駅の周辺には建物らしきものはほとんど見えない。車両はたった1両で、パンタグラフではなくビューゲルが使用されている。実質的には路面電車のようなものだ。
右下の写真は車内の様子で、制服、制帽の男子学生で満員だ。つり革もずらりと並んでいる。窓枠がアーチ状になっているのは洒落ている。
なお、この一橋大学駅は下の地図のローソンがあるあたり、道路が三角形になっているところにあって、まっすぐ西に進むと大学の正門に至るようになっていた。この一橋大学駅は、小平学園駅と統合され、両駅の中間地点に今の一橋学園駅ができたのだ。
テレビ朝日「土曜ワイド劇場」エンディングテーマ曲、ZARDの「promised you」です。事件が解決し、JR北海道の音威子府(おといねっぷ)駅からスーパー宗谷に乗り込む十津川警部と亀井刑事です。木彫りの駅名票が北海道らしさを感じさせます。
スーパー宗谷は札幌と稚内を結ぶ日本最北の特急で、私は以前、大宮を早朝に発ち、新幹線、特急を乗り継いで、15時間かけて稚内まで行ったときのことを思いだします。そのときに乗ったのも、このスーパー宗谷でした。
曲はしっとり落ち着いたメロディーで、番組のエンディングにふさわしく、坂井泉水の歌声とともに、安らかな気持ちにさせてくれます。
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