北東北フリーきっぷの旅(大湊線代行バス)
10時なると駅員が現れ、代行バスに誘導を始めた。JRバスの大型観光バスが駅前に停まっている。路線バスで運ばれるのかと思っていたが随分待遇がいいようだ。私は運転席左後ろの一番前の席をキープした。バス旅行の楽しみはこの位置だ。大湊駅で乗った客は15人くらいで、定刻に発車した。運転手は無線で営業所に定刻発車の連絡を入れている。
しかし、次の下北駅まで鉄道ならば4分で着くところが、このバスは10分もかかった。しかも下北駅では20人以上の客が乗ってきたので、乗り込みにも時間がかかり、発車したのが10時20分だった。鉄道が運休になろうという強風の中を、あと1時間で野辺地までの55kmを走りきるのは無理だろう。
このバスは快速列車の代行バスなので、途中陸奥横浜だけ立ち寄る。市街地を抜けると、信号も少ない国道を快調に進む。除雪は行き届いていて、走行に大きな支障はなさそうだ。
陸奥横浜駅に立ち寄るために、国道から外れる。するととたんに道がとたんに狭くなり、大型バスはゆっくり進むようになる。
せっかく立ち寄った陸奥横浜駅なのに、そこから乗る客はいなかった。その後大きな渋滞はなかったものの、結局、野辺地駅に着いたのは11時35分だった。乗るべき青い森鉄道は11時25分発なので、とっくに出て行ってしまっただろう。
ところが駅に着くと駅員がバスに向かって「八戸に向う人は列車が待っていますから、お急ぎください」と声をかけてくる。列車が待っているどころか、青い森鉄道もダイヤが乱れていて、まだ到着していないのだ。これは運が良かった。
ホームに降りると同時に列車が入ってきて、しばらく接続待ちした後、11時40分発車した。定刻より15分遅れている。
« 北東北フリーきっぷの旅(大湊駅) | トップページ | 北東北フリーきっぷの旅(青い森鉄道568M) »
「旅日記」カテゴリの記事
- 新潟車両センター乗り入れの旅(大宮横丁)(2023.11.28)
青い森鉄道に乗れたんですね
でしたね。
ラッキー
しかし、冬の北国は大変だぁ~
投稿: AKB61 | 2011年2月 7日 (月) 19時24分
AKB61さん、こんばんは!
間に合ったのは良かったのですが、この後思わぬ展開が…
今後もお楽しみください!
投稿: ミスターK | 2011年2月 7日 (月) 20時49分