北東北フリーきっぷの旅(はやて15号その2)
結局八戸でも席に着くことができず、新線区間はデッキから眺めることになった。といっても通路側の座席よりは、こちらのほうが外がよく眺められるから、かえって良かったかもしれない。
雪景色のせいか、それまでの区間と大きな変化は感じられない。高架線の上を坦々と走るので新線に乗り入れたという感じはしてこない。
しかし、東北新幹線の盛岡開業から28年も経ち、その当時は私もまだ大学1年生だったことを思うと感慨は大きい。
次の七戸十和田で半分くらいも客が降りて、ようやく座れた。老人の団体客が大半で、せっかく乗るなら終点まで乗ってもらいたいものだ。こんな駅で降りてはもったいない。
七戸十和田を出て、陸上トンネルでは日本最長の八甲田トンネル(26.5km)を通り抜け、11時09分新青森駅着。これで新線区間81.8kmに乗り終え、JR線全線完乗記録を奪取した。
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