新春記念乗車券
東武鉄道の新春記念乗車券です。昭和52年のもので会社の友人から頂きました。画像だと大きさが分かりにくいのですが新聞紙大の大きさで、素材は和紙です。乗車券の駅が小川町と加須になっているのは、小川町は和紙で有名で、加須はこの記念乗車券の図柄となっている鯉のぼりの産地として知られているからです。凧の作り方を記した別紙もついているので、竹の骨を貼り付ければ、実際に飛ばすことも可能です。
私の持っている乗車券の中でも最大のものです。これでも一応乗車券なので、切符部分の地紋には、TRC(Tobu Railway Company)ととぶてつの文字、および東武鉄道の社章が印刷されています。
30年以上の歳月を経て、凧の作り方が書かれた別紙のほうは普通の紙なので変色していますが、切符本体はしみ一つないきれいな乗車券で、和紙のすばらしさを実感します。
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ミスターKさん、毎日このブログを楽しみに読ませていただいておりますが、「会社の友人」として登場できて光栄です。この記念乗車券は、昭和52年の元旦に、東武東上線の武蔵嵐山駅で購入したものです。その後、ずっと押入れの奥に眠っておりましたが、ミスターKさんのおかげで、日の目を見ることができました。この切符は、その当時、大きさがあまりにも大きいので運輸省(現国土交通省)の認可をとるのが大変だったそうです。
投稿: ミスターAN | 2010年12月20日 (月) 22時21分
貴重なコレクション、ありがとうございました。
最近はICカードの時代で記念切符も少なくなりましたが、趣向を凝らした切符は製作者の苦労や人間味が感じられていいものですね。
これからもよろしくお願いします。
投稿: ミスターK | 2010年12月20日 (月) 22時36分