神戸忘れ物の旅19(新神戸駅)
神戸高速鉄道のスタンプラリーを終え、これから帰途に着く。14時25分発のひかり号で新神戸から品川までグリーン車で行く。インターネット予約でグリーン車を予約すると普通車と2000円ほどしか変わらない値段で利用できるのだ。
新神戸駅では駅弁を購入した。淡路屋という地元の駅弁業者の駅弁で「黒毛和牛神戸すきやき弁当」1000円というのを選んだ。一般に駅弁と言うと数時間前に作られたもので冷たくなっているのだが、この駅弁は店舗の隣が厨房になっていて、注文するとできたての熱々のを、その場で詰めてくれるのだ。ありがたいサービスだ。
駅弁を購入して、会社用のお土産も購入して、ホームに向う。外は強い雨だが、気温は高く、蒸し暑い。上着を脱いで、半袖になる。肩にはかばんを背負って、両手には上着と駅弁とお土産を持って、改札を抜け、エスカレーターに乗って、ホームに上がる。グリーン車付近には待合室があるので、そこで一休みする。
ところが待合室で休んでいると、さっきまで手に持っていたはずの上着がない。どこかで落としてしまったようだ。あわてて来たルートを引き返してみる。するとエスカレーターの乗り口付近の柵に私の上着が掛けてあった。親切な人が置いておいてくれたようだ。
どうも旅の最後で気が緩んでいたようだ。やはり、神戸は忘れ物を誘う何かがあるようだ。
新幹線に乗り込み、グリーン車のゆったりしたシートで、ほかほかの駅弁をいただく。肉も柔らかく、量も多い。なかなかの駅弁だった。
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