田原本渡り線とキハ181系と隠岐の島の旅13
今日9月19日の予定はまず隠岐に渡ることだ。携帯電話を利用したスタンプラリー「ケータイ国盗り合戦」の領地獲得で、隠岐に渡る必要があるからだ。
まず、米子駅前から一畑バスでフェリー乗り場に向う。朝7時40分発だ。客は15人くらいだろうか。駅構内のJRのコンビニでサンドイッチを購入し、バスの中で食べる。路線バスなのだが、フェリー乗り場への直行便なので、途中の停留所はほとんど停まらないのだ。
途中、米子空港に寄るが乗降客はいない。米子空港はいつのまにか「米子鬼太郎空港」と名前を変えていた。この先の境港が水木しげるの生地なので、このあたりではなんでもかんでも鬼太郎を冠するようだ。先ほどすれ違ったバスにも鬼太郎が描かれていた。
バスは境港駅を経由して、8時30分に隠岐汽船のフェリー乗り場である七類港に着く。バスは閑散としていたのだが、車で来る客が多いのか、きっぷ売り場は混んでいた。きっぷはいまどき珍しい硬券だった。
フェリーに乗り込むと既にほとんど満席だった。私は中央部の座敷席に場所を確保した。出航前なのに既に寝転んでいる人も多いため、人数の割りに空きスペースが少ない。
私の席のすぐ脇にゴミ箱があって環境が悪いが仕方ない。それとともに、嘔吐用の洗面器なども備えられていた。
壁には、貸し碁・将棋300円というはり紙もある。そういうものを利用する人が今時いるのだろうか。レトロな感じの船だ。
定刻に出航。船内のアナウンスは、日本語と英語で行われている。私の理解では、この船は離島航路のひとつで、欧米人はおろか、中国、韓国の人も乗ってなさそうなので、この英語のアナウンスは過剰サービスだ。
海は凪いでいて、揺れもほとんどない快適な航海だった。隠岐に島流しにあった後醍醐天皇はどんな気持ちでこの海を渡ったのだろうかと考える。
11時25分、隠岐の西郷港に到着。ここで携帯電話を操作し、隠岐の領地を獲得した。
この写真は西郷港に停泊するフェリーおきだ。
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