南紀家族旅行7
白浜で一泊した後、白浜駅発9時25分の急行きのくに3号天王寺行きに乗車した。この列車は二つ先の椿駅が始発で、ほとんどがらがらの状態でやってきた。時刻表を見ると、グリーン車も連結されている。当時は急行列車でも、たいていグリーン車が連結されていた。
私は、また家族と離れた席に座る。駅ごとに乗客が増えてくるので、今回は妹もフラフラ遊びに来るわけには行かない。12時18分、終点の天王寺駅着。約3時間の旅だった。天王寺駅の紀勢本線のホームは、頭端式と呼ばれる行き止まり式のホームで趣きがある。
ここからは地下鉄で一駅、四天王寺前(夕陽ヶ丘)駅近くにある郵便貯金会館に宿泊することになっている。まだチェックイン時間前なので、フロントで荷物を預けて、大阪城見物に出かけた。
そのあと、どこかの繁華街を家族でぶらついた。その場所はアーケードのある商店街という以外記憶はない。
父は家族連れにもかかわらず、パチンコ店を見つけて店に入り、しばらく大阪のパチンコを楽しんだ。まだ電動式ではなく、手ではじくタイプだ。小さい頃は私も父と一緒にパチンコ店に入り、少し打たせてもらったこともあったが、高校生になろうという私は、大阪に来てまでパチンコでもなかろうと、ちょっと冷ややかだった。
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