南紀家族旅行3
寝台特急「紀伊」は名古屋で、「いなば」と分割される。深夜帯なので旅客の乗降はできない。これを運転停車という。下の妹は「なごや」の駅名をしっかり目撃したようで、通路をうろついていた私に教えてくれた。
ここでEF58電気機関車からDF50ディーゼル機関車に付け替えられるとともに、進行方向が逆になる。関西本線は当時は電化されていなかった。
亀山で再び進行方向を変えて、今度は紀勢本線を南下していく。私は新鹿(あたしか)駅の手前で目を覚ます。新鹿湾の入り江を行く。寝台の進行方向左側の大きな窓からはきれいな入り江が見えている。大画面のテレビで紀行番組を眺めているようなすばらしい景色が印象が残っている。
熊野市駅では、駅名が「熊野駅」でなく「熊野市駅」となっているのが不思議な気がした記憶が残っている。7時18分、終点紀伊勝浦着。
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