正岡子規と明治の鉄道
旧新橋停車場鉄道歴史展示室で4月6日から7月19日まで開催されている企画展「正岡子規と明治の鉄道」に行ってきました。
明治26年の夏、子規は奥羽地方を鉄道で旅をしました。東北本線が青森まで開業したのが明治24年なので、その直後の時代です。今で言う仙山線、羽越本線、北上線などは開業しておらず、その区間は徒歩、人力車、馬車、船などで旅したようで約1ヶ月かかりました。
その旅行の内容を旅先から郵送で新聞社に送り、「はて知らずの記」として記事にされていたようです。肝心の記事は、1日分しか展示されていませんでしたが、紀行文とともに俳句も添えられています。子規は「おくのほそ道」の世界に憧れていたようです。
また併せて、その時代の鉄道事情も紹介されていて興味深いです。この時代は鉄道庁長官井上勝が「鉄道政略ニ関スル議」が提出されるなど、全国的な鉄道網建設の機運が高まっていた時代でもあります。
旧新橋停車場ではこういった企画展が開催されいて、しかも無料で見られるので、その都度行っています。
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