網走駅湧網線ホーム
網走駅湧網(ゆうもう)線用0番線ホームの写真です。0番線は1番線よりさらに内側にあるホームにつけられます。車両は1両編成のキハ22で、朱色の国鉄色に塗られています。昭和58年2月25日朝、急行大雪5号で網走駅に到着した後に撮影したものです。
湧網線は網走駅から中湧別までオホーツク海沿いに走る線区です。季節によっては車窓から流氷を眺めることができます。私はそれを眺めたくてこの線に乗りに来ました。
一面流氷に埋め尽くされた海です。こういった車窓が高台を走る線路から眺めることができました。今の時代であればノロッコ号のような観光列車の1本でも走るはずですが、当時はそんなこともなく、1両の車両にほぼ満席の鉄道ファンの乗せての運行でした。
そんな湧網線も昭和62年3月、国鉄民営化の直前に廃線になりました。ここは旧卯原内(うばらない)駅付近の廃線跡で現在ではこのようなサイクリングロードが続いています。
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