東へ西へ・井上陽水
昨日、嵐山光三郎さんの「新廃線紀行」をご紹介しましたが、その中で西鉄宮地岳線が取りあげられていました。西鉄宮地岳線は2007年に一部区間が廃止されたのですが、その中に「花見駅」という駅がありました。その「花見駅」が実は井上陽水の「東へ西へ」の中に登場していたのです。1972年にリリースされた陽水Ⅱセンチメンタルというアルバムの中に収録されています。
「♪花見の駅で待ってる君にやっと思いで逢えた」という歌詞です。私は今まで「花見の駅」とは花見客でにぎわう駅という一般的な名称かと思っていましたが、実は固有名詞だったのです。今までまったく気付きませんでした。
この曲には、「昼寝をすれば夜中に眠れないのはどういうわけだ」とか「電車は今日もすし詰め、延びる線路が拍車をかける」など、いかにも陽水らしい詞があふれているので、「花見の駅」も実在しないものだと勝手に理解していました。井上陽水の世界は奥が深いです。
(宮地岳線車内の中吊り広告、西鉄バスのイメージソングCDの宣伝でした)
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あら、そうだったんですかw(゚o゚)w
私が聞いた話では、当時の陽水は上京したてで、幡ヶ谷のワンルームに居たそうで、お花見場所は新宿御苑という事でした(京王線を使ったらしい)。
投稿: ミスターOH | 2010年2月17日 (水) 21時48分
上京したての陽水は、東京と福岡の桜を比べて、この曲を作ったのでしょうか(^_^)
投稿: ミスターK | 2010年2月17日 (水) 22時13分