シンデレラエクスプレス・松任谷由実
松任谷由実の「シンデレラエクスプレス」です。以前、マイペースの「東京」を遠距離恋愛の走りの歌だと紹介しましたが、それの全盛期の時代がこの曲でしょう。前回は大垣夜行が舞台になっているのではないかと言いましたが、この曲の舞台は新幹線です。
歌の主題は、遠距離恋愛だけれども必ず結ばれると信じる女性の健気で力強い気持ちです。列車のドアの閉まる音を「ため息ついてドアが閉まる」と表現するのはさすがに詩人です。
この曲は流行ったのは今から20年位前で、日本全体も景気がよく、若者も今よりも贅沢な暮らしをしていました。人の行き来も活発で、東海道新幹線も将来客をさばききれなくなるとして、品川駅新設が持ち上がりました。
今や世の中の景気も当時とは正反対ですが、それとともに音楽と時代とのつながりがなくなったような気がします。
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