ビュッフェにて・松任谷由実
松任谷由実の「ビュッフェにて」です。昨晩お会いしましょうというアルバムに入っている曲です。このアルバムが発売されたのは1982年で、「ビュッフェ」となっていますが、ビュッフェは立食形式ですから、曲の雰囲気からしておそらく食堂車という意味でしょう。
女友達と失恋を癒す旅に出た女性が主人公で、遠くを流れていく山の景色を見ながら食堂車で紅茶を飲み、別れた彼への捨てきれない気持ちをつづったものです。「食堂車にて」では曲になりません。この曲に出てくる城下町とは金沢のようです。
現在は食堂車の連結されているのは、北斗星、トワイライトエクスプレス、カシオペアしかありませんが、当時は新幹線をはじめ、在来線の長距離列車にはたいてい連結されていました。私が初めて食堂車を利用したのは1983年2月21日の北斗3号で、大沼公園あたりの雪景色を眺めながら朝食をとりました。のんびりした旅が楽しめたいい時代でした。
100系新幹線の2階席の食堂車や北斗星、トワイライトエクスプレスなどの食堂車も利用したことがあります。朝食でも1500円くらいするなど料金が高めで、その割りに味や応対が今ひとつなのですが、今となっては希少価値もあり、利用してよかったと思います。ゆったりとした旅が楽しめる食堂車が末永く活躍することを期待します。
« 木綿のハンカチーフ・太田裕美 | トップページ | タワー・サイド・メモリー 松任谷由実 »
「音楽」カテゴリの記事
- 都倉俊一さんとあずさ2号(2021.04.06)
- 今こそ聴きたい元気になれる歌(2020.05.23)
- 渋沢駅でZARDのBGM開始(2018.04.03)
- 初めてのウオークマン(2017.02.23)
- 八雲神社(2015.01.11)
コメント