MY HOME TOWN・小田和正
小田和正の「MY HOME TOWN」です。これは小田の実体験なのか詞の中の世界なのか分かりませんが、「できたばかりの根岸線で君に出会」い、通学途中の電車がくるまでの短いのデート、小田の歌唱力が場面を引き立てます。
根岸線は1964年5月桜木町~磯子間が開業しました。小田が17歳のときです。根岸線の山手駅が最寄り駅になった聖光学園高校に通う小田にとって、高校時代の大きな出来事だったでしょう。
ただ、小田の通学経路がどうだったかは気になります。京急の金沢文庫駅近くの薬局の息子である小田少年は、どこで京急から国鉄に乗り換えたのでしょうか。京急と国鉄の乗換駅は横浜駅しかありませんから、わざわざ横浜まで出たのでしょうか。あるいは根岸線は利用していなかったのでしょうか。
しかしそれはどうでもいいことです。とても昭和の思い出を歌った歌とは思えない普遍性があります。名曲とはそういうものです。
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